お母さんの手作り、という言葉には温かい響きがありますよね。
この「手作り」、年代によって、意味する内容が違います。
料理に絞って、今回はお話ししましょう。
例えば、五目寿司をつくるとき。
ベテラン主婦なら、寿司飯を作るのに、
自分で酢、砂糖、塩を混ぜて合わせ酢を作ります。
そして具も、干しシイタケやかんぴょうをもどして甘く煮て、
ニンジンやゴボウ、インゲンにエビなども味付けします。
そして寿司飯に混ぜ、さらに錦糸卵をつくり、飾ります。
この酢の味加減、具の選び方、味付け、飾り方に、主婦の個性が表れます。
それが、各家庭の味となり、お母さんの味になるのです。
近頃では、自分で合わせ酢を作らず、
出来合いのビン入りを買う中年主婦が、増えましたけれどね。
若い主婦は、すしのもとを買ってきて、白いご飯に混ぜるだけ。
出来上がったものを買って来たわけではないので、
立派な手作りということです。
これですと、母の味も、各家庭共通です。
良い悪いと言っているのではありません。
事実を指摘しているのです。
こうしたことは、グラタンを作るときも同じです。
ホワイトソースをどう作るのでしょうか。
小麦粉とバターと牛乳から始めるのか、
缶詰を使うのか、レトルトにするのか。
こんな例は、いくらでもあげられます。
【今日のポイント】
手作りの料理と、50代女性が言うときには、実際、時間も手もかかっているが、
若い主婦の場合はそうではないことが多い。
【忘れてはいけないこと】
料理する時間を減らしたいとは、中年主婦でも思っています。
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