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TOP > 大人女性の消費行動:衣食住  > ◆◇食問題編~エコフィードのブランド豚◇◆
大人女性の消費行動:衣食住 
◆◇食問題編~エコフィードのブランド豚◇◆ 2013.03.07

前号に引き続き、
食生活ジャーナリストの会のシンポジウム
「捨てられる食べもの」から、報告します。

――――――☆――――――

エコフィードとは、
食品残渣を原料にして加工処理されたリサイクル飼料のこと。
環境に優しいエコロジカルと
節約を意味するエコに飼料のフィードを併せた造語。
以前は残飯や生ごみの利用などと呼ばれて
イメージが悪いというので、作られました。

社団法人 配合飼料供給安定機構が商標登録しています。

どんなものが飼料になるかといえば。
製造過程で出てくる副産物、
例えば、しょうゆカスや無洗米の製造中に出る米のとぎ汁、
サンドイッチ製造で余るパンの耳、
作り過ぎた食品、
売れ残りの弁当や菓子類、
調理過程で出る野菜くずなど。
主として、糖質系です。

これらの原料を実際に食べてみた報告者によれば、
充分おいしかったとのこと。

それらを乾燥や発酵等の過程を経て飼料にします。

このエコフィードで育った豚の肉は
「サシが入りやすい」というので、ブランド化の動きが出ています。
霜降りで柔らかく美味というわけです。

井筒まい泉は、「甘い誘惑」と名付けた豚肉を
とんかつとしてレストランでの提供を始めました。
飼育は千葉県の堀江ファーム。
ひれかつサンドのパンの耳がエコフィードに再生されたのです。

このほか各地で同様なブランド化が見られます。

・三州豚―-―-トヨタファーム・・・愛知県
・優とん―-―-小田急フードエコロジーセンター・・・神奈川県
・むさし麦豚―-長島養豚・・・埼玉県
・朝霧ヨーグル豚―-朝霧ヨーグル豚販売協同組合・・・静岡県
・瀬戸のもちブタ―-日本畜産・・・広島県     
等々

特徴のある食材を提供しようとする生産者は
これからも増えるでしょう。

* このエコフィードで育った畜産物を
「エコフィード利用畜産物」として認証する制度が、平成23年5月に発足。


【今日のポイント】
エコフィードによるブランド豚は食品リサイクルの一例。


【忘れてはいけないこと】
「食品残渣等利用飼料の安全性確保のためのガイドライン」が
制定されています。




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