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TOP > 関連データ > ◆◇データ編 エステ・美容医療サービスの消費者問題◇◆
関連データ
◆◇データ編 エステ・美容医療サービスの消費者問題◇◆ 2012.02.02

公的な機関が出している調査報告は、
時系列で、手間ひまかかっているモノが多く、利用しないともったいない。
しかも、この数値が、様々な施策の基礎資料になるのですから、
押さえておくべきなのです。

少しまとめてデータを紹介します。

 *──────────────*

内閣府 消費者委員会の
「エステ・美容医療サービスに関する消費者問題についての実態調査報告」から
2011年12月21日 発表。

この調査実施には、以下の背景があります。

・エステ・美容医療サービス関連の相談は、毎年1万件近く寄せられている。
・インターネット等に不適切な表示(広告)が蔓延している。
→よって、制度上等の課題を明らかにするため、実態調査を実施。

調査は、3種類。
1.ヒアリング調査
 都道府県・政令市の関係部局
エステ・美容医療サービスの業界団体 等

2.消費者アンケート調査
全国在住の20歳以上の男女で、
エステ・美容医療サービスの利用経験のある者(3,090名)
WEBアンケート調査

3.自治体書面調査
相談の多い上位10都道府県の部局、
9政令市及び2特別区の関係部局

以上のなかから、ピックアップします。

○~ ~ ~ ~ ~○

●相談の契約当時者の年代推移

・平成18年度
30歳代未満――30歳代――40歳代――50歳代――60歳代以上
――66%――――19%――――8%――――4%――――2%

・平成19年度
30歳代未満――30歳代――40歳代――50歳代――60歳代以上
――58%――――26%――――9%――――4%――――2%

・平成20年度
30歳代未満――30歳代――40歳代――50歳代――60歳代以上
――55%――――28%――――10%――――4%――――2%

・平成21年度
30歳代未満――30歳代――40歳代――50歳代――60歳代以上
――53%――――28%――――12%――――5%――――3%

・平成22年度
30歳代未満――30歳代――40歳代――50歳代――60歳代以上
――52%――――25%――――13%――――6%――――4%

若手が徐々に減少、中高年層がじわじわ増加しています。
これらの数値は相談した人ですから、
相談をしない中高年女性の体験者も増えているのでしょう。
年配者の人口が増えていますしね。



●情報収集媒体(複数回答)
<エステ>
・友人・知人、またはその紹介――43.0%
・エステサロンのホームページ―――25.8
・フリーペーパー・タウン誌―――――18.8
・チラシ・DM・折り込み広告――――17.9
・その他のインターネットのサイト等――7.1
・屋外広告・看板・交通広告―――――5.8

<美容・医療サービス>
・友人・知人、またはその紹介―――39.0%
・美容クリニックのホームページ―――38.0
・フリーペーパー・タウン誌―――――10.9
・チラシ・DM・折り込み広告――――10.4
・その他のインターネットのサイト等――6.6
・屋外広告・看板・交通広告―――――5.8

調査はインターネットで行われていますので、
ホームページ閲覧が多いのは当然です。

それでも、サイト閲覧は年々増加しています。

美容・医療サービスでは、
サイト閲覧が、クチコミとほぼ同じです。
経験者が少なく、周囲には見当たらないことが考えられます。

エステは、紙媒体が健闘しています。

この調査からはわかりませんが、
母と娘の間でも、情報の伝達は行われているでしょう。


●事業者選択時の決め手となった情報(複数回答)

<エステ>
・明確な料金表示――――――――――――76.2%
・キャンペーン情報・割引情報―――――――63.5
・体験談――――――――――――――――30.4
・施術前・施術後の比較写真――――――――9.0
・「医療機関と提携」「ドクターサポート」など医者の関与―6.5

<美容・医療サービス>
・明確な料金表示―――――――――――――76.8%
・キャンペーン情報・割引情報――――――――43.5
・体験談―――――――――――――――――37.1
・「医療機関と提携」「ドクターサポート」など医者の関与―24.3
・施術前・施術後の比較写真――――――――――22.2


料金が圧倒的に重視されています。
一般に、高価格ですからね。
気になるのは、「体験談」の多さです。

医療法では、
体験談や施術前・施術後の比較写真を広告に使うことを
禁止しています。

脱毛やアートメイク、時には痩身も
医療分野の施術をしている可能性があるのが現実。
違法の恐れがある広告に惑わされているかもしれません。

食べログで、問題になったように、
“やらせ”もないとは言えないと思います。


エステサロンは、
平成22年度、8,842店、市場は3,536億円、
近年はどちらも減少傾向が続いています。

競争の激化で、過激な広告が多発しているのでしょう。


【今日のポイント】
エステ、美容医療サービスの決め手はまず価格。


【忘れてはいけないこと】
調査結果に基づいて、
消費者委員会は厚生労働省に建議をしています。
指導の強化等、施策はどうなりますか。





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