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TOP > コラム トナリの暮らし > ◎コラム トナリの暮らし 被災地支援に「ふるさと納税」
コラム トナリの暮らし
◎コラム トナリの暮らし 被災地支援に「ふるさと納税」 2011.06.15

 「ふるさと納税」とは、故郷に税金を納めることではない。
住んでいる地域以外の自治体に寄付をしてその証明を添えれば、
確定申告するときに住民税と所得税の控除がある、
つまり税金を低く抑えられるというもの。
2008年に制度化された。

 行政サービスを居住地で受けながら、
他の地域に税金を回す形になるのはおかしいと、
石原慎太郎東京都知事はかつて反対していた。
大勢の都民が実行すれば都の税収が減るから。
が、ともかく決まった。

 今、このしくみが注目を集めている。
東日本大震災の被災地や日本赤十字社、
中央共同募金会に寄付をすれば支援になるうえに、
支払う税金が安くなるからだ。
総務省のホームページにも、
「被災地の出身者以外の方でも、復興支援を行うことができます」と
はっきりうたわれている。
正式には「ふるさと寄付金」についてのお知らせである。

■ □ ■ □ ■


 東京生まれで東京在住、両親は石川県出身、
東北とはあまり縁がなかったY子さん、
福島県に寄付をして、
来年の確定申告時に税の控除を受けるつもりだ。
大地震発生のすぐ後、取り急ぎ日赤に義援金を出した。
しかし、短期間に集まった多額のお金の配分に
えらく時間がかかっている状況が、なんとももどかしい。

 「被災者に直接お渡ししたいぐらい。
でも、そうはいかないでしょ、
だから原発の被害も大きい福島県に寄付しようと思ったの」

 フリーの編集者をしている関係上、
毎年確定申告は必ずしてきたから、書類の扱いや手続きには慣れている。

 「税務署の人たちもこの頃は親切スピーディ、ちゃんと教えてくれる」
 「被災地の様子なんかも、メディアの報道はだんだん少なくなって
関心が薄れるだろうけど、長く長く支援を続けなきゃね」

 阪神淡路大震災の時と違い、
インターネットの活用によって詳細な情報がすぐさま伝わり、
個人でもできることが多くなった。
一つひとつはささやかでも力を集積すれば、
未曾有の天災人災の複合災難を乗り越えることができると思っている。
 

 
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このコラムは、
Wife」に毎号、河上多恵子が執筆している「トナリの暮らし」を
そのまま載せています。

 
 
 
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