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TOP > コラム トナリの暮らし > ◎コラム トナリの暮らし ~ねんりんピックに出場
コラム トナリの暮らし
◎コラム トナリの暮らし ~ねんりんピックに出場 2010.10.11


「ねんりんピックに出ることになったから、
今練習してるけど、なかなかねえ」

かつての彼女は、運動会の花形、紅白対抗リレーの常連選手だった。
1学年女子350人いる中、たった2人しか走れないのだ。
とにかく速かった。

だが高校では、陸上部ではなく弓道部に入り、
腕をみがいて高校総体にも出た。
やっぱり運動神経がある人は違うのね、と思ったものだ。

その後、社会人になり、家庭をもち、
一時中断しながらも弓を手離さず、段位も取っていた。

「機会があるときにはやらなくちゃ。○○ちゃんなら大丈夫」と、
私はこたえておいた。
彼女の集中力はわかっている。
きっと、良い試合をするだろう。

   □ ■ □ 

「ねんりんピック」とは全国健康福祉祭のこと。
おもに60歳以上が参加するスポーツ&文化交流会。
厚生省の音頭で1988年に始まり、毎年開催されてきた。
今年は10月8日~12日、石川県で行われる。
 
弓道競技は選手60歳以上5人、そのうち1人以上は70歳以上、
また1人以上は女性であることが規定である。
地元と東京都を除けば、
参加は都道府県・政令指定都市から各1チームだけ。
交流しようにも、相応の実力がないと出場できないのだ。
ほかに卓球やテニス、ゴルフ、ソフトボール、剣道など種目は多い。

 「高齢者が生きがいを持ち活躍できる活力あふれる社会、
絆が大切にされ、誰もが生涯輝き続けることができる社会の
実現を目指す」と、
基本方針にある。

高齢者だけを対象にしてはまずいとの判断か、
“絆”が打ち出されている。
近頃盛んに言われる地域やコミュニティの見直しと同根だ。

具体的にはどうすりゃいいのという気もするけれど、
シニアが得意な分野で活動しようとするとき、
意図的にミドルやジュニアを巻き込んでいくことは必要だろう。
絆が簡単に結べるはずもないが、
少なくとも互いに顔を突き合わせる機会をつくらなければ
コトは始まらない。
 


* ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ *
 


このコラムは、
Wife」に毎号、河上多恵子が執筆している「トナリの暮らし」を
そのまま載せています。
 
 


 
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