家庭の箪笥には洋服が詰まっているとは
以前から言われています。
何かを箪笥から除外しない限り
新しくは買わない、買えない状態です。
少し前、洋服や靴などの下取りセールが活況を見せたのには、
こうした背景がありました。
今、洋服やシーツ等のリサイクルが本格的に始まろうとしています。
一つは、日本環境設計が事務局となり、
大手小売り6社が参加する「FUKU-FUKUプロジェクト」。
2010年6月にスタートしました。
綿繊維をバイオエタノールとして再生する新しい技術を中心に
年に数回、回収して、
衣料品の100%リサイクルをめざしています。
参加は、
丸井グループ、良品計画、
アメリカ屋、イオンリテールセルフサービス事業部
エドウィン、らでぃっしゅぼーや。
すでに、ユニクロのファーストリテイリングは
通年で回収しています。
リユースビジネスも活発化。
つまりは古着の販売を組織化するのです。
紳士服の青山商事やコナカが
ファッションリユースの会社と提携しています。
資源を有効活用する機運が高まっているのでしょう。
「もったいない」精神を持っている日本では、
定着しそうです。
タンスのこやしをタダ捨てるのではなく、
何かの役に立てたいと、
とくに中年女性は思っています。
【今日のポイント】
繊維のリサイクル、古着の活用がビジネスとして本格的にスタート。
【忘れてはいけないこと】
家庭内で手仕事として衣類のリフォームをする
などということは下火です。
トップページに戻る