今日は、データ編です。
公的な機関が出している調査報告は、
時系列で、手間ひまかかっているモノが多く、利用しないともったいない。
しかも、この数値が、様々な施策の基礎資料になるのですから、
押さえておくべきなのです。
少しまとめてデータを紹介します。
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6月5日は、国連が定めた「世界環境デー」。
日本では「環境の日」で、11日までの1週間は「環境週間」です。
7月の洞爺湖サミットでは、主要なテーマが環境問題。
ということで、今日は、環境意識についての調査から。
NHK放送文化研究所、2008年5月発表。
全国16歳以上、2625人。
調査は2008年3月1日~3月9日、配布回収。
あなたも答えてみてください。
●環境問題に関心があるか(一つだけ選ぶ)
1非常に関心がある――10.4%
2かなり関心がある――34.0
3少しは関心がある――50.2
4あまり関心がない――3.4
5わからない―――――1.3
6無回答―――――――0.8
●地球環境問題で重要なこと
(複数選ぶ)回答の多いもの順に並べました
1二酸化炭素の増加による地球温暖化―――80.7%
2熱帯林の減少や砂漠化―――――――――59.6
3フロンガスなどによるオゾン層の破壊――56.1
4油や有害物質による海洋汚染――――――48.0
5酸性雨による森林破壊や湖水の酸性化――45.4
6原子力発電所や核実験による放射能汚染―44.9
7発展途上国の公害問題―――――――――43.3
8野生動植物の種類の減少――――――――42.7
9先進国から発展途上国への有害物質や廃棄物の輸出―37.4
●環境を守るためなら値段の高いものでも買うつもりがあるか(一つだけ選ぶ)
1すすんで買う――――――2.6%
2ある程度は買うつもりだ―48.0
3どちらともいえない―――22.2
4あまり買いたくない―――17.5
5買いたくない――――――7.3
6わからない―――――――2.2
7無回答―――――――――0.1
●環境を守るためならかなり高い税金を払うつもりがあるか(一つだけ選ぶ)
1すすんで払う――――――1.2%
2ある程度は払ってもよい―30.2
3どちらともいえない―――22.0
4あまり払いたくない―――27.3
5払いたくない――――――17.5
6わからない―――――――1.8
7無回答―――――――――0.0
●環境を守るためなら今の生活水準を下げるつもりがあるか(一つだけ選ぶ)
1すすんで下げる―――――2.6%
2ある程度は下げてもよい―36.9
3どちらともいえない―――21.0
4あまり下げたくない―――25.2
5下げたくない――――――11.7
6わからない―――――――2.4
7無回答―――――――――0.1
「ある程度」がどれぐらいを指しているのかは
人によって違うでしょうね。
●環境問題を解決するためには、今何が最も必要なことか
(一つだけ選ぶ)回答の多いもの順に並べました
1環境問題に関する教育――26.2%
2一人一人の努力―――――25.8
3法令の整備・強化――――18.4
4技術開発――――――――9.8
5地域の人との協力体制――8.0
6企業の改革・努力――――6.4
7その他―――――――――0.9
●他の人より環境に配慮していると思うか(一つだけ選ぶ)
1どちらかと言えば配慮している――59.6%
2どちらかと言えば配慮していない―17.1
3わからない―――――――――――21.9
4無回答―――――――――――――1.4
地球温暖化は、8割の人が重要と思っていますが、
環境に配慮しているのは6割。
生活水準を下げたくないのが4割。
あなたの回答と比べてどうでしたか。
【今日のポイント】
環境保護のために少しなら努力したい、と思っている。
【忘れてはいけないこと】
50代以上に限れば、結果は違ってくるでしょう。
関心が高いですから。
*アンケート調査をするとき、
回答の選択肢をどうするかは重要なポイントです。
この調査では、賛成、反対の中間に「どちらともいえない」が入っています。
スケールが大きくて判断がつかないような問いかけの場合、
態度を保留する人が増えます。
ここには載せていませんが、
科学の発展についてなどは、どちらでもないが多くなります。
回答者の傾向をはっきりさせたいときには、こういう中間的な選択肢は作りません。
イエスかノーか、態度を迫るわけですね。
これから、調査結果を見るときは
そのあたりも注意してください。
調査をする側の意図が見えるものです。