今日は、データ編の第12弾。
公的な機関が出している調査報告は、
時系列で、手間ひまかかっているモノが多く、利用しないともったいない。
しかも、この数値が、様々な施策の基礎資料になるのですから、
押さえておくべきなのです。
少しまとめてデータを紹介します。
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今日は、「家計の金融行動に関する世論調査」。
金融広報中央委員会が毎年実施しています。
昨年までは、 「家計の金融資産に関する世論調査」という名前でした。
調査は、平成19年10月9日~11月16日
訪問と郵送の複合・選択式
3313人、回収率 41.4%
近頃は、どんな調査でも回収率が下がっているようです。
答えたくない、という人が多いのですね。
ですから、こういう数値が全体を表わしているとは限りません。
そこのところをわかって、見てください。
ご紹介するのは、二人以上世帯の結果です。
■金融資産保有額(貯蓄保有世帯)
平均 1624万円
中央値 892万円
この中央値が、全体のまんなかの人が示す数字です。
平均値は、貯蓄額のとても多い人も含んでのことですから、
こんな高い数字になります。
300万未満――――――20.5%
300万~700万未満――18.1
700万~1500万未満――20.9
1500万~3000万―――16.3
3000万以上―――――13.8
ただし、貯蓄のない世帯が約2割います。
*100%にはなりません。足りない部分は、答えていない人です。
■主な金融商品の額
預貯金―――632万円
生命保険――264万円
株式――――138万円
債券――――69万円
投資信託――101万円
個人年金――91万円
■貯蓄目標残額
平均 2207万円
■借入金残高(借入金のある世帯)
平均 1482万円
かなりの部分が住宅ローンでしょう。
■老後の生活資金源(世帯主が60歳以上、3つまでの複数回答)
就業――――――――24.0%
公的年金――――――88.1
企業年金――――――26.4
貯蓄の取り崩し――――37.4
配当、家賃収入など――16.7
企業年金がけっこうな割合ですね。
■回答者の世帯手取り収入
平均 517万円
収入はない――――0.6%
300万円未満―――16.8
500万円未満―――29.2
1000万円未満―――32.7
1000万円以上―――6.9
【今日のポイント】
貯蓄額の差が目立つ。
【忘れてはいけないこと】
中高年世帯では、貯金を取り崩して生活するのです。