おおかたの50代女性は
箪笥に、和服をしまいこんでいます。
礼装用の留袖や喪服、
準礼装の訪問着に色無地、
おしゃれ着の小紋や紬、
それに、帯や帯締め、帯揚げ、襦袢、足袋等。
嫁入り道具として親がそろえてくれたから
好きで買ったから、
全部合わせると、けっこうな量です。
ですが、今、着物を着る機会といえば、
多くはありません。
結婚式や披露宴に参列する
茶道を教える、習う、茶会に参加する
歌舞伎やお芝居を見に行く、コンサートを聴きに行く
こんな機会があればいいのですが、
頻繁にはないのです。
若い世代の女性は、浴衣に馴染むことから始まって
アンティーク着物、つまりは古着を上手に買って
スタイリッシュな街着として楽しんでいるようです。
しかし、中年女性は、
なまじ基礎知識が多少ともあるために、
着物はこう着るべきという固定観念があるために、
気楽に着こなすところには至りません。
そのうえ、着るときの困難は少なくても、
つまり、ひとりで着られる人が多いものの、
着た後の困難があります。
たいていの着物はシルク100%で、手入れが面倒だから。
で、結局、
リサイクルに回すのは嫌だし、かといって、
洋服にリフォームするのは惜しいし、
現状は、箪笥のこやしで
「ちょっと困った」と思っている状態なのです。
【今日のポイント】
着物は持っているけれど
着る機会は少ないし、処分もできない、困ったと思っている。
【忘れてはいけないこと】
着物は変身できるから、本当は好きなのですよ。
フォーマルドレスとしても、街着としても存在感は抜群。
手入れの簡単化、メンテナンス代の低価格化があれば、
着る人増えるでしょう。
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